希望は行動 Stepping out with Hope
3.11の7周年が過ぎた。震災のあとのボランティアと復興支援に3年関わった私にとって、3.11は私の人生をも大きく変えた出来事だった。絶望、悲しみ、涙、怒りと共に、多くの人が感謝と希望を持って歩んで行くのを見させてもらった。その歩みは、もちろん差はたくさんあるけれど、実を結んでいる。(立ち上げに関わった雇用プロジェクトのMegumi Projectは、写真にある女川町で古い着物から美しいリメイク品を生み出しています。) 今日は希望という言葉について書きたい。「希望」という言葉を検索すると、「こうなればよい、なってほしいと願うこと。」と出てくる。将来の展開、仕事や人間関係などについて、希望を持つことは普通かもしれない。でも、希望を持てない、どうせ変わらないという状況もあるのではないだろうか? 3.11後の破壊された風景はまさにそうだった。ありえない自然の威力に打ちのめされた人間社会。失われた愛する人たち。伝えられなかった気持ち。奪われた将 来。でも、この7年を振り返ると、もちろん元に戻るには程遠いし、むしろ元には戻れないけれど、確かに進んできた足跡