（参加者の人が撮影した屋上からの朝日 A video of the sunrise taken by a participant） 先週、久しぶりの湯河原ご縁の杜でのリトリートを開催しました。今回のテーマは瞑想。いつものクラスではなかなか時間をかけて語れない、なぜ瞑想をするのか？何のためにするのか？マインドの性質は？などについて話をしたり、いろんな瞑想の方法の実践を一緒にできた、濃い時間でした。 リトリートへの参加動機として、多くの人がストレスの多い日常から退いてリフレッシュをしたい、自分をケアする時間を持ちたい、と語ってくれました。リトリートとはそもそも「退く」ことを意味します。日常の営みから退き、違う環境に身を置くことで見えてくることは多くあります。だから私たちは旅に出るのだと思うのです。でもただの旅行とリトリートの違い、それは今何が起こっているかに意識を向けるかどうかだと思うのです。 ヨガを通して感じた安心感、いつも不調だったところが解けて行く様子、自分のマインドがどれだけ慌ただしいかに気づく瞬間、体が自然とポーズに入っていく感じ。楽しみ、

ふ〜と自分に戻ってくる経験をしたことがありますか？例えば。。。長い一日のあと、お風呂に入ったとき。頭の中でたくさん考えごとをしていたとき、ふと電車の向かいの席の赤ちゃんと目があった時。空がきれいだと気づいたとき。喜びや悲しみを深く感じるとき。こういう瞬間、何も変わっていないのだけれど、自分の意識を向ける場所を変えただけですべてが変わる瞬間だとも思うのです。 まだ暑さが残っていますが、だんだんと秋になってきている、そして今年も残り３ヶ月。そんな中、今年が終わってしまうという焦りを感じたりすることもあるかもしれません。でも季節の移り変わりと変化がなければ、そして命が一見終わる冬も、そこを通らなければ、新しい命がないのです。 変化は時には、恐れや緊張や面倒くささをもたらします。そのために、自分に戻って自分にたっぷり滋養を与えて、そこから変化へと歩んでいくことがとっても大切です。先週末行われた湯河原での１泊温泉英語のヨガリトリートはまさにその実践でした。参加者は、ヨガが久しぶりの人や、産後初めてのヨガの人や、英語のヨガが初めての人、など様々な人たちが集ま