戻ってくる場所を作っておく Having a Place to Return To
非日常的な日常になってすでに2ヶ月以上。先日緊急事態宣言が解除されたことで、ホッとしている人もいれば、また日常が変わることに動揺を感じている人もいるかもしれません。私たちの外の世界も、内側の世界も、実は常に動いています。変わらないと思っていた日常が、実はすごく脆いものだったということを、今回のコロナ禍は示しています。 いろんなことが移り変わっていくのは事実だけれど、変わらない物もあるんです。それが、今ここに戻り、優しい眼差しで起こっていることを見てあげるという視点。ヨガでは「目撃者の視点、Witness consciousness」と呼んでいます。例えば、ヨガをしている時も、忙しなくマインドが働いて、瞑想をしていても落ち着かない、という体験はどんな人も経験があると思います。もちろん私も!そんな時に、あちらこちらに引っ張れている状態は、川の中に飛び込んで流れにあちこち引っ張れれて、必死になっているのと同じ状態です。でも、そんな中、戻ってくるところ、目撃者の視点に戻ると、「あ、私今すごく焦ってるんだ」「明日から出勤になることで、こんなことを心配してる